印刷|検査|検版|ホールマーカー の代表的な機能と検査例
最も基本的な、2枚を比較し違いのある部分を検出する検査
原稿ならスキャンして、データならそのままファイルを開き検査を開始するだけ。2画像を比較し、差のある部分を枠で囲んで結果表示することが基本的な機能です。
例えば再校が正しく修正されているかの検査
かんたん操作で検査開始
誰でも簡単に検査結果を判断
画面を分割して比較元・比較先画像を同時に表示、違いのある部分が赤枠で強調表示され、習熟度に関係なく誰でも簡単に不良を見つけることが可能です。
検出例
色調の不良
文字欠け
デザインの不良
フォントの間違い
PDFをそのまま入力して検査(デジタルPDFオプション)
PDFをそのまま開いて検査を開始することが可能です。
Adobe Acrobatと開発ベースが同じであるAdobe PDF Libraryを採用。
Acrobat、Acrobatロゴは、Adobe System Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
PDFのハンドリング機能(デジタルPDFオプション)
読み込み時に、特色やレイヤーを選択することが可能です。検査に不要なCADの罫線、カット線を外したり、ニス版を外したりすることが可能です。
レイヤー、特色の選択に対応したPDFダイアログ
またパッケージの様な複雑な形の検査にも、簡単な検査範囲を指定するだけで検査が可能な他、PDFに保存されたCAD用カット線情報をそのまま検査範囲として読み込む機能もオプションにてお選び頂けます。
単面とページ面付けの検査
面付けされた比較先から自動で位置を検出、検査が行われます。回転していることも自動で判断し、回転方向を合わせて検査を進めます。
単ページゲラ
ページ面付け済み校正紙
単面と多丁付けの検査
比較元の単面で検査したいエリアを指定すれば
多丁付けされた全ての比較先を自動的に検出し検査します
「検査して結果を出してそれで終わり」?
いえ、改ざんも変更もないデータの「完全性」を保証。【D.I.(ディーアイ)オプション】
製薬会社、医療機器メーカーの受入れ検査に「検査以上」の保証を提供する「データインテグリティ(D.I.)」オプションをご用意しました。
生成から破棄に至るまでの、関連する全てのデータが揃い、欠損や不整合がない【完全性】を保証する、一貫したデータライフサイクルの管理はもはや必須となっています。
今後、それは製薬会社、医療機器メーカーに限らず、あらゆる企業・印刷会社などで重要視されていくセキュリティ強化対策です。
「ホールマーカーDIオプション」で早めの対策を!
ホールマーカーDIオプションについて更にくわしく
多彩な検査結果表示モード
レイアウトや文字組みが変更になった原稿も簡単にチェック、マウスを合わせてワンクリックで部分ごとに位置合わせ可能。
回転しているサイズの違う原稿
検査対象の内容が同じでも、サイズ・方向が大きく違う場合があります。このような場合でも、画像編集機能で簡単に検査に適したサイズに変更し検査することが出来ます。
自動的に拡大・縮小率が計算され、検査に最適なサイズに変換されます。後は同様な検査を開始するだけ。
回転方向の違いも自動で検出し検査を開始します。
それぞれの画像から同じポイントとなる2箇所を選びます。
バーコードの品質検査機能(バーコード検査オプション)
バーコードオプションでは、原稿に含まれるバーコードを検出し、デコード、および品質を「ISO/IEC 15415(2次元シンボル)」と「ISO/IEC 15416(1次元シンボル)」に準拠したアルゴリズムで検証します。また、あらかじめ用意したCSVファイルとの整合性の確認を行うことも可能です。
レポートサマリー
検出画面
個別詳細評価
印刷を高精度にシミュレートして検査
印刷という物理的な変化を高精度にシミュレーションする機能により、元データとの比較検査でも過剰な不良検知を軽減、デジタル/アナログ検査がさらに強化されます。
歪み補正機能で軟包装や折の入った印刷物も正確に検査
歪み補正技術により、今までデジタルデータと比較することが難しかった軟包装や折の入った薄紙などでもより正確な検査が行えます。
色域の異なるデバイス間検査には色合わせプロファイルを作成
ホールマーカーが提供するカラーチャートを通常使用するプリンタで印刷し、スキャナ入力したデータとオリジナルのチャートを比較して、色合わせ用のプロファイルを自動生成します。これによりCMYK対RGBや、色域の異なるデバイス間での検査も可能になります。
検査結果はフリーのビューワーソフトとPDFレポートで確認。共有・管理も簡単に
検査結果はホールマーカー本体で確認できるだけでなく、フリーソフトのホールマークビューワーを使用することで社内の承認ワークフローを構築することもできる上に、PDFレポートをクライアントに配布することで検査結果を広範囲に共有することができます。
オプション
デジタルPDFオプション
RIP後のデジタルデータ間の比較検査に必要なオプションです。詳細な階調の変化も検出し、高速な検査を実現します。
オプション機能価格
デジタルPDFオプション
¥550,000(税込)
スキャナ連動自動検査オプション
ホールマーカーでマスター(比較元)画像を読み込み、本機能を呼び出せば、スキャナが画像を読み込むと同時に自動的に位置を合わせて検査を開始し検査結果を保存、あるいは表示します。これによりオペレーションは格段に簡素化され、ひとつのマスターと多数のサンプルを自動検査することも可能です。
スキャナ連動自動検査オプション
¥770,000(税込)
バーコード検査オプション
¥440,000(税込)
製品バリエーション
Hallmarker A3+
64bit A3+サイズ(329x530mm/400dpi相当)までの制限あり
Hallmarker Unlimited
推奨動作環境
OS : Windows10 Pro Version 21H1, 21H2, 22H2
Windows11 Pro Version 21H2, 22H2
RAM : 8GB以上
64bit サイズ無制限
オンライン・デモも随時開催中!